西武株主のサーベラス 路線の廃止、球団売却にこだわらず 

[ 2013年3月27日 21:12 ]

 米投資会社サーベラスグループの、鈴木喜輝サーベラス・ジャパン社長が27日、記者団の取材に応じた。西武ホールディングス(HD)に検討を要求していた不採算路線の廃止やプロ野球球団の西武ライオンズの売却に関し「その点にこだわりはない」と述べ、これ以上実施を求めない考えを示した。

 鈴木社長は、路線廃止や球団売却は、西武HDの収益向上のための検討事項として提示しただけと説明し「実行するかは会社の経営陣が決めることだ」と話した。

 また、西武HDへの要求を株主総会で認めさせるために、株主の過半数獲得を目指す委任状争奪戦(プロキシファイト)を行うことは「考えていない」と強調、西武HDの自主的な取り組みに期待するとした。

 サーベラスは議決権ベースで32・44%の株式を握る西武HDの筆頭株主。経営への関与を強めるため、現在4%を買い増す株式公開買い付け(TOB)を実施しており、西武HDに対し、元金融庁長官の五味広文氏ら3人を取締役として追加することを求めている。

 これに対し、西武HDは「当社の企業価値を損なう恐れがある」として反対している。

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