Vより新人テスト 落合監督「よそじゃ、ないだろう」

[ 2011年10月15日 06:00 ]

<巨・中>3回無死、ラミレスに本塁打を浴びガックリのプロ初登板・ルーキー大野

セ・リーグ 中日2-7巨人

(10月14日 東京D)
 急ぐ必要はない。胴上げなら時間の問題だ。大敗にも、中日・落合監督の表情は満足げだった。

 「投げられるというのなら、見てみたいじゃない。よそじゃ(こんな起用)ないだろう」
 球団史上初の連覇へマジック2で迎えた大一番。指揮官がマウンドに送ったのは、プロ初先発初登板となる昨秋ドラフト1位ルーキー大野だった。佛教大時代からの左肩痛のためリハビリでプロ生活をスタートさせた左腕。今年6月に投球練習を再開し、今月8日のファーム日本選手権(宮崎)では先発して5回無失点と好投した。将来有望な23歳。森ヘッドコーチは「俺たちの最後の仕事として、ドラフト1位投手は使ってあげないとな。(同い年の)沢村と投げ合って自分の足りないところが分かったんじゃないか」と言った。落合監督、そして森コーチを含めた11コーチは今季限りで退任する。それでも来季以降を見据えた選手起用。胴上げを先延ばしにしてでも「遺産」を残す。これもまたオレ流だ。

 大野は初回、長野にバックスクリーンへ運ばれた。「あれで直球が投げづらくなって変化球に頼ってしまった」。4回9安打7失点KO。起用の意図を知る井端は「持ち味の直球で勝負せんかい!」としかった。5失点した2回での交代の可能性を聞かれた落合監督は「代えない、代えない。2回じゃ何も残らない。いい勉強になったろう」。ヤクルトの敗戦で労せずマジックは1。15日こそ決める。

 ▼中日・松井雅(今季初スタメンマスク)大野の良さを引き出せなかった。ピンチで変化球ばかりに頼ってしまった。

 ▼中日・田村バッテリーコーチ 小田も大野のことを知らないし、谷繁も休めるからね。

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