次期監督に求めるのは「明るさ」 虎党イチ押しは平田勝男氏!

[ 2011年10月15日 12:45 ]

平田勝男氏

 自力でのクライマックスシリーズ(CS)進出が消滅している阪神は、このままBクラスに終われば真弓明信監督(58)を解任する方針を固めている。そこでスポニチでは携帯サイト「夢☆阪神」とヤクルト―阪神戦が行われた神宮球場で「次期監督には誰がふさわしいか?」という緊急アンケートを実施。平田勝男氏(スポーツニッポン新聞評論家)が247票のうち71票を集めてトップになった。

 平田氏は昨年、阪神の2軍監督としてウエスタン・リーグを制覇し、ヘッドコーチの経験もある。「持ち前の明るさと厳しい目線で選手を奮い立たせてほしい」、「2軍で結果を出している」、「感情を表に出すさい配ができる」、「いつも寡黙な鳥谷さんが、平田さんと話しているときは笑顔。厳しいだろうけど、みんなが明るくなる」など待望する意見が多かった。85年には名遊撃手として日本一に貢献。指導者としての経験も豊富だ。何より明るく厳しく、そして熱い指導者が今のチームに必要だと判断したのだろう。

 また、昨年限りで引退した矢野燿大氏のタテジマ復帰に、和田豊打撃コーチの昇格。そして今季限りで退任する中日・落合博満監督、日本ハム・梨田昌孝監督の招へい。あの野村克也氏の再登板や金本の選手兼任監督を望む声もあった。

 落合、梨田両監督、野村氏を熱望する声として多かったのは「内部の血でチームは変えられない」というもの。就任期間8年すべてでAクラス入りを果たした落合監督は、平田氏に続く40票を集め、「矢野さんに帝王学を伝授して次期監督に育てて」、「虎戦士がオレ流でどれだけ変わるか見てみたい」、「5年契約くらいでお願いして。コーチ陣もすべてお任せを」と改革を期待する声が相次いだ。

 和田コーチの昇格を望む39人のファンの大半は「昔から渋いプレーで魅了してくれた。現役時代から大好きなんです」。01年に現役引退して以来、一度もタテジマを脱ぐことなく指導者として03、05年のリーグ優勝に貢献したその能力を高く評価しているファンは多い。

 まだ42歳と若い矢野氏も30票を集め、「選手からの信頼が厚い。中のこともよくわかるはず」との意見が寄せられた。

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2011年10月15日のニュース