斎藤、球宴出場ピンチ?ファン投票期間は1軍不在も

[ 2011年5月31日 06:00 ]

 左脇腹痛からの復帰を目指す日本ハムのルーキー斎藤佑樹投手(22)の球宴出場に暗雲が立ちこめ始めた。斎藤は28、29日に予定していた実戦復帰予定は台風の影響で延期。1週間遅れの6月4日のイースタン・リーグ横浜戦(鎌ケ谷)にずれ込んだ。

 斎藤自身「ケガ再発の不安や投球フォームが変わっているかもという不安はある。練習と実戦は違うので投げてみないと分からない」と話しており、梨田監督ら首脳陣も2軍で最低2試合は登板させる意向を示している。先発を4人で回せる交流戦期間中とあって、現状では交流戦明けの復帰が濃厚だ。

 一方で7月22~24日に行われるオールスターのファン投票は6月8日からスタートする。球団では投票用マークシートの先発投手ノミネート選手にダルビッシュ、武田勝と並んで斎藤を推薦。黄金ルーキーのバックアップ態勢を敷いたが、肝心の本人が故障で離脱。復帰が交流戦明けとなれば、6月下旬に締め切るファン投票期間中に一度も1軍マウンドで投げない可能性は高くなる。

 「今の1軍の戦力として必要ないのなら行けない。行きたい気持ちはもちろんある」と、はやる気持ちを抑える斎藤は現在4試合で2勝。防御率3・00と奮闘しているが登板回数はわずか18イニング。全国区の人気は健在だがどこまで票を伸ばせるか。1軍マウンドで投げる姿こそが、何よりファンへのアピールとなるのだが――。

 ≪オーナーも「じっくり」≫斎藤の復帰時期について大社啓二オーナーが言及。札幌市内での取材に「プロで初めてこうなったのは原因があるはず。なぜ故障したのか繰り返さないためには何をすべきかじっくり考えてほしい」と復帰を焦らせない方針を示した。その上で「リーグ戦が再開し、ウチの故障者が復帰してからが勝負。ソフトバンクだってずっと突っ走れるとは思わない」と巻き返しに自信を見せた。

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