被災地に勇気を…いわき市の東日本国際大が全国切符

[ 2011年5月31日 18:02 ]

石巻専修大を破って全日本大学選手権出場を決め、マウンドに集まる東日本国際大ナイン

 東日本大震災の被害が大きかった南東北大学野球連盟に所属する宮城県石巻市の石巻専修大と、福島県いわき市の東日本国際大が31日、福島県本宮市の楽天イーグルスグリーンパーク本宮で全日本大学選手権(7日から6日間・神宮など)の出場権を懸けて対戦し、東日本国際大が3―0で勝ち、2年連続7度目の出場を決めた。

 震災の影響で通常のリーグ戦を開催できず、6校を二つのブロックに分け、各1位校が同選手権の代表決定戦を行った。

 東日本国際大は4月12日に練習を再開し、部員全員がそろったのは5月上旬。仁藤雅之監督(31)は「ここまで来るまで、いろいろな方に支えていただいた」と感無量の表情だった。天野勝仁主将(21)は自宅が福島第1原発に近い浪江町にあり、父の倍紀さん(51)は東京電力に勤務。「浪江で希望を失っている人を勇気づけたい」と意欲を見せた。

 大学の敷地を避難所に提供している石巻専修大は練習を再開して約3週間だった。酒井健志監督(33)は「野球ができるかどうかから始まって、あと一歩まで来られた」と満足感も漂わせた。

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