福岡のルーキーズ軍団 V候補を倒した

[ 2009年7月10日 06:00 ]

<有明高専・西日本短大付>西日本短大付に勝利し大喜びの有明高専

 第91回全国高校野球選手権大会(8月8日開幕、甲子園)の地方大会は7日、奈良、福岡、鹿児島の3大会26試合が行われた。福岡大会2回戦では92年夏の甲子園優勝校でシード校の西日本短大付が、夏の福岡大会11年連続初戦敗退中だった有明高専に敗れる波乱もあった。なお福井、鳥取の組み合わせが決まり、全地区の抽選が終わった。

 【有明高専3-2西日本短大付】劇的なサヨナラ勝ちに“ルーキーズ”軍団が長髪を振り乱して歓喜した。しかも相手は元日本ハム・新庄らを輩出した甲子園出場5度、92年夏は全国優勝したシード校・西日本短大付だから大金星だ。2―2の9回1死満塁。チームで数少ない丸刈り頭の代打・岩永が「思い切って打て、と指示されたんですが1―3になったので待ちました」と押し出し四球を選んでの劇勝。前日は0―2とリードされながら3回表で降雨ノーゲーム。仕切り直しの一戦で女神を味方に付けた。
 5年間の一貫教育の同校で試合に出場できるのは3年生まで。3年以下38人の部員のモットーは「野球を楽しむ」。西山監督が「あまりとやかく言うのは好きじゃない」と長髪も許している。夏は12年ぶりの勝利。昨秋、今春と零敗していた新チームにとって最後の大会で07年秋以来の公式戦得点も記録した。はしゃぎ回るルーキーズに「最後までちゃんとせんか!」と大声を上げた指揮官の顔も笑っていた。

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