涌井が通算50勝目 ダルをとらえた

[ 2009年7月10日 06:00 ]

<西・日>ファンとタッチして回る涌井秀章

 【西8-2日】親友の日本ハム・ダルビッシュに遅れること83日。通算50勝目を挙げた涌井は、お立ち台で思わず本音を漏らした。

 「50勝目?長かったな、という感じです。去年達成しなきゃと思っていたんですけど。でも今年できてよかったです」
 夏場の西武ドーム特有の蒸し暑いマウンドでも自分の投球に徹した。初回無死二塁のピンチを3三振でしのぐと「きょうは三振が多く取れそうかな、と思った」とギアを1段階上げた。145球は費やしたが、2回以外は毎回の11奪三振で8回2失点。これでダルビッシュに並ぶハーラートップの10勝目。107奪三振、そして負け数も3で並んだ。「きのうダルに負けをつけてくれた投手陣と野手陣に感謝したい」と笑顔を浮かべた。
 4月17日の日本ハム戦。ダルビッシュとの投げ合いに敗れ、通算50勝目を献上した。それ以来、涌井の目つきが変わった。「ダルを追い越したい。勝ち星では絶対負けたくない」と口癖のように言い続けてきた。前日はダルビッシュの登板を観戦に来ていた紗栄子夫人とTシャツ姿で談笑。夫人が声援を送る傍らで、ひそかにダルビッシュの黒星を願った。
 チームは今季初の6連勝。渡辺監督は涌井に「投手として2ケタ勝つことは難しい。それを続けてやっていることに意味がある」と4年連続2ケタ勝利のエースに賛辞を贈った。

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