杉本昌隆八段　王将戦の藤井vs羽生は“大谷翔平vsイチロー”「世代のヒーローの激突に運命感じる」

杉本昌隆八段
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　将棋・藤井聡太王将＝竜王、王位、叡王、棋聖を含む5冠＝の師匠、杉本昌隆八段（54）が9日、TBSテレビ「ひるおび」に出演。第1局2日目を迎えた「第72期ALSOK杯王将戦」（スポーツニッポン新聞社、毎日新聞社主催）について語った。

　王将初防衛を目指す「令和の天才」vsタイトル獲得通算100期をかける挑戦者、「平成の天才」の戦い。杉本は、2人を野球選手に例えた。藤井は「エンゼスル・大谷翔平選手。力強い攻めと守りができる、規格外のスーパースター、ニュースター」。羽生については「イチロー選手。たぐいまれなテクニックがあり、歴史的な記録を打ち立てるという共通点がある。平成を代表するレジェンド」と評した。

　「世代のヒーローである2人が激突するというのに運命を感じます」と杉本氏。2人の心理については、「おそらく若い藤井王将は今は意識していないと思う。後々振り返って思うことはあると思います。羽生九段は意識されてるかもしれませんね」と推測した。