森七菜がオーディション帰りに号泣 「あの子大変だろうなと思われるぐらい」 是枝監督ドラマで

[ 2023年1月9日 18:20 ]

Netflixのドラマ「舞妓さんちのまかないさん」の配信記念イベントに登場した、左から、是枝裕和監督、蒔田彩珠、森七菜、出口夏希、橋本愛
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 女優の森七菜(21)が9日、主演するNetflixの連続ドラマ「舞妓さんちのまかないさん」(12日配信開始、全9話)の配信記念イベントに出席した。

 週刊少年サンデーで連載中の同名漫画の映像化で、是枝裕和監督が総合演出を手がける。ヒロインは祇園の舞妓になることを夢見て、親友とともに京都にきたキヨ。稽古に励むも舞妓には向いておらず、故郷の青森に戻ることを促される。だが、ある日作った親子丼が好評で、舞妓たちにごはんを用意する「まかないさん」として働くことになる。

 この日は女優4人と是枝監督が和装で登場。屋形の女将の娘役の蒔田彩珠(20)はネコがちらりとのぞく柄の着物姿で「きょうは成人式があったので、めでたい日に着物を着て、素敵な方々と素敵な舞台に立てて幸せ」とはにかんだ。

 森はオーディションでヒロイン役を勝ち取った。新人女優らと横一線のオーディションだった、既にドラマや映画で主演経験のある森を呼んだことに、是枝監督は「申し訳ない」と振り返りながら、「森さん見てしまったらほかの子は選べないなと思った」とすぐに心を奪われた様子だった。

 一方で森は「1回目のオーディションの時に、泣きながら帰った。“あの子大変だろうな”と思われるぐらいに泣いて」と明かし、「キヨにどれだけ近づけるかということができなかった」と自身の中で悔いが残った様子。その話は是枝監督にも伝わったようで「2回目の時に監督から“もう泣かないで帰って大丈夫だからね”と言ってくださった。その優しさがキヨをつくる上での豊かさを育ててくださった」と感謝の思いを口にした。

 ヒロインの親友役で「100年にひとりの逸材」として才能を発揮する舞妓を出口夏希(21)、人気ナンバー1の芸妓(げいこ)を橋本愛(26)が演じている。

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2023年1月9日のニュース