満島真之介、俳優デビューは「気づいたらしてた」　きっかけの出来事にサンドウィッチマン感激

満島真之介
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　俳優の満島真之介（33）が、9日放送のテレビ朝日系「帰れマンデー見っけ隊！！」（後7・00）に出演し、俳優を志したきっかけを語った。

　秘境を路線バスでめぐりながら飲食店を探す「バスサンド」に、「Kis－My－Ft2」藤ヶ谷太輔やお笑いコンビ「サンドウィッチマン」「錦鯉」とともに出演。それぞれがデビューのきっかけなどを語った。満島が「何かデビュー、気づいたらしてたんですよ」と打ち明けると、「そんなことある？」とツッコミが殺到した。

　高校卒業後に沖縄から上京した満島は「もともと裏方をやってたんですよ。映画の助監督だったんで。助監督のまま今日まで来てるんです。表に出る気が全くなくて」と、当時を説明した。芸能事務所からも声が掛かっていたというが、「いろいろお誘いをもらったんですけど、全部断って」裏方に徹していたという。

　そんなある日、自転車で日本一周の旅に出ることを決意。富澤たけしから「何でそうなるの？」といじられながらも、旅の道中を説明した。「ぐるっと回ってて7カ月、旅してたんですけど、それこそ仙台で朝日を見たんですよ」と、仙台出身のサンドの2人に訴えかけた。

　ゴールに定めた東京まで、残り約400キロの地点で、満島は突如としてひらめいたという。「遅くても1週間でゴールする。これからどうしようか考えながらいたんですけど、仙台の朝日を見た時に、体の血がバーッとたぎって、“表現しなきゃ！”みたいになったんですよ」。すぐに連絡先を知っている芸能事務所に電話し、「公衆電話から電話して、“何か分かんないけど表現やります！”みたいな」と、いきさつを明かした。

　自分たちの地元が満島にインスピレーションを与えたことに、伊達みきおは「うれしいね。我々の地元仙台がそういうきっかけになったのが」と喜び、「いつかそこに行こうよ」と“聖地巡礼”に誘った。一方の満島は「今までこの話をしても、みんな仙台にゆかりがないんでポカーンだったんだけど、今日一番気持ちいいです」と、2人に感謝していた。