上方漫才協会大賞に天才ピアニストが女性初受賞 新人賞はヨネダ2000が獲得

[ 2023年1月9日 22:25 ]

「第8回上方漫才協会大賞」の大賞に輝いた天才ピアニストの竹内知咲(左端)、ますみ(左から2番目)、会長の中田カウス(中央)、新人賞のヨネダ2000・誠(右から2番目)、愛(右端)
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 「第8回上方漫才協会大賞」が9日、大阪ミナミのなんばグランド花月で発表され、天才ピアニストが大賞に輝いた。女性の受賞は初めて。新人賞も女性コンビのヨネダ2000が獲得した。

 天才ピアニストは昨年、女芸人NO.1決定戦「THE W」で優勝。年明け早々のタイトルに「重みのある賞。すごく恐れ多いです。先輩方もいて、まだ実力が足りてないのに。これから頑張れということ」と竹内知咲(30)。受賞の瞬間、ヒザから崩れ落ちたますみは「幸せ」と声を弾ませた。上方漫才協会会長の中田カウス(73)は「この一年の結果。(大賞を)背負う苦労はあるが、頑張って」とエールを贈った。

 新人賞に輝いたヨネダ2000の愛(26)は「素直にうれしい。昨年はノミネートされたけど。獲りたかった」と満面に笑み。誠(23)は「初めての賞。新人賞の名に恥じないよう、これからもやっていきたい」と抱負を語った。

 話題賞には「さや香」「ビスケットブラザーズ」が輝いた。会長のカウスは「(年末のM―1は)漫才の美学で言うと(優勝は)さや香ではなかったかと」と大絶賛した。

 他に、新設の劇場賞は「もりやすバンバンビガロ」、文芸部門賞は「うただ」「コットン」「狛犬」「チェリー大作戦」「ツートライブ」の5組が受賞。特別賞には「男性ブランコ」が輝き、昨年M―1決勝で話題となった「音符運び」のネタで会場の笑いを誘った。

 恒例の「オシャレ・ダサい芸人ランキング」では、「センリーズ」のきたしろ(33)が2年連続でオシャレ芸人1位に。一方、ダサい芸人1位にはきたしろの相方・テコンドー近藤(31)に決まった。

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2023年1月9日のニュース