サンド伊達、錦鯉が優勝したM-1で富澤の涙に理解「芸人はみんな泣いたんじゃないかな」

[ 2023年1月9日 19:46 ]

「サンドウィッチマン」の伊達みきお(左)、富澤たけし
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 お笑いコンビ「サンドウィッチマン」が、9日放送のテレビ朝日系「帰れマンデー見っけ隊!!」(後7・00)に出演し、一昨年のM-1グランプリを振り返った。

 秘境を路線バスでめぐりながら飲食店を探す「バスサンド」に、俳優・満島真之介、「Kis-My-Ft2」藤ヶ谷太輔、お笑いコンビ「錦鯉」とともに出演。錦鯉が勝った21年のM-1の話に花が咲いた。

 ボケの長谷川雅紀は当時、既に50歳で、相方の渡辺隆も43歳。あきらめずにお笑いを続けて漫才の頂点に立った2人は「中年の星」と称され、感動の声が起こった。

 長谷川は同期に「タカアンドトシ」がいる。「もともと札幌で活動していた時にずっと(一緒に)やってたんです」と告白。「タカトシは言っても、20代でM-1の決勝に行ったりとか。だから、18年(遅れ)とかじゃないですかね」と、自分たちの遅咲きぶりを説明した。

 一方、サンドウィッチマンは07年のM-1で優勝。当時は無名だったが、そこから一気にスターダムに上がっていった。伊達みきおは「俺ら33歳で優勝したんですよ。それでも相当、遅咲き、無名、苦労人みたいに言われて」と振り返った。その上で、50歳で優勝した長谷川を「だって、審査員より年上だもん」といじり、笑わせた。

 すると、相方の富澤たけしは「そりゃあ泣くよ」とポツリ。審査員を務めた富澤は、苦労を重ねた錦鯉の優勝に、「ナイツ」の塙宣之とともに人目をはばからず涙を流していた。

 それでも、伊達は「いやあ俺、あの涙、良かったよ。ナイツの塙君と、富澤が泣いているの。あれ、良かったね。芸人はみんな泣いたんじゃないかな?」と、富澤の気持ちに強く同情。富澤も「何となく(苦労したことが)分かるからね」と答えていた。

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2023年1月9日のニュース