古市憲寿氏 中国のコロナ対策緩和に「データを出してもらわないと対策のしようがない」

[ 2023年1月9日 10:02 ]

フジテレビ社屋
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 社会学者の古市憲寿氏(37)が9日、フジテレビの情報番組「めざまし8(エイト)」(月~金曜前8・00)に出演。中国政府が8日、新型コロナウイルス対策を抜本的に緩和し、入国者に義務付けてきた強制隔離を撤廃したことについて言及した。

 日本では、中国本土からの入国者に対する臨時的な水際対策の強化が8日始まり、成田空港では直行便で到着した乗客らに対し、出国前72時間以内の陰性証明書の提示を新たに義務化した。精度の高い抗原定量検査かPCR検査による入国時検査も求める。中国が感染・死者数を過少報告している懸念が強まり、国際社会だけではなく中国市民の間でも政府の姿勢に不信感が募っており、警戒する各国は水際対策を強化している。

 倉田大誠アナウンサーが「日本も昨日から水際対策を強化しましたが、受け入れる側としても、やはり相手の国のことって気になりますよね?」と聞くと古市氏は「データを知りたいですよね。一部報道にあったみたいに、もしも12月段階で中国の大半がかかってるんだったら、もうピークアウトしている可能性もあるわけじゃないですか。一方で本当は感染者がもっと少ないんだったら、これからもっと増えていくかも知れない。どっちにしてもデータを出してもらわないと対策のしようがないっていうのが本当だと思います」と自身の考えを話した。

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2023年1月9日のニュース