武田一浩氏 DeNA1位予想も「先発陣誰かが怪我してしまう」 巨人は「外国人投手“頼み”だと厳しい」

[ 2023年3月28日 21:19 ]

武田一浩氏(2017年撮影)
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 日本ハム、ダイエー(現ソフトバンク)などで活躍した野球解説者の武田一浩氏(57)が26日放送のNHKBS1「スポーツ酒場“語り亭”」(後8・00)に出演。今年のセ・リーグ順位予想を披露した。

 番組では「プロ野球開幕スペシャル」として武田氏の他に元ヤクルト監督の真中満氏、元広島監督で野球解説者の達川光男氏、元メジャーリーガーで、ヤクルト、ソフトバンクなどでプレーした五十嵐亮太氏の4人が、それぞれ順位予想を披露。

 武田氏は1位DeNA、2位ヤクルト、3位阪神、4位巨人、5位中日、6位広島と予想。DeNAについて「僕はね、ここ3年ぐらいDeNAが優勝するって言っていて、なかなか出来ないんですけど、今年はいいと思う」とコメント。続けて「先発投手も良くてリリーフも安定してるので。当然打つ方もいいじゃないですか?いつも何で勝てないんだろうってテレビを見てるんですけど、やっぱりね、先発投手が全員そろうことがないんですよ。誰かが怪我をしてしまうんです。そうするとシワ寄せがくるんで、ちょっとコケてしまう」と持論を展開した。

 4位と予想した巨人については「やっぱり外国人投手2人をあてにしてるんですよ。それを聞いた時ちょっと厳しいかなと。日本のプロ野球って先発が6人いたら4人日本人がいてくれたらすごい信用性が上がるんですけど、やっぱり外国人選手って来たばかりだと計算できないので、ものスゴくいいかもしれないですけど、悪いことも考えておかないといけない」と指摘。

 巨人を3位予想した真中氏は「若い門脇が入ることによって坂本選手も刺激を受けると思うんですよ。あとオコエを1番で使ってるんですよ。やっぱり若い選手が出てきてチームを活性化させないとなかなかね、変わっていかないのかなという気もしますんで楽しみなことも増えますよね」とドラフト4位の門脇誠内野手(22)など若手の台頭に注目していた。

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