【センバツ】仙台育英2年ぶり8強　先発・湯田が7回零封の力投　須江監督「100点満点」

第95回選抜高校野球大会3回戦   仙台育英6-1龍谷大平安 （ 2023年3月28日    甲子園 ）

＜龍谷大平安・仙台育英＞2回、松浦を見逃し三振に仕留めた仙台育英・湯田（撮影・須田　麻祐子）
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　夏春連覇を狙う仙台育英が2年ぶりの春8強を決めた。

　先発した背番号「10」の湯田統真（3年）が、二塁を踏ませない投球で試合をつくった。初戦の慶応戦では9回からリリーフ登板した右腕はこの日、7回94球で7奪三振。「先頭を切る意識を持っていたので、それができたことは良かった。スライダーが良く曲がってくれた」とうなずいた。

　須江航監督は慶応戦でも好投した湯田を「非常に難しい雰囲気の中で自分の力を出し切ってくれた」と評価し、先発に起用。「100点満点のピッチングだった」と称えた。

　29日の準々決勝では報徳学園と対戦する。「明日も甲子園で試合ができる喜びは特別。（報徳学園は）格上になる。なんとか粘り強くついて、終盤勝負に持ち込めたら勝機があるのかなと思っている」と話した。