真中満氏“吉田の穴”は「森+外野手でカバーできる」 オリ3連覇を予想「投手力はソフトBより一枚上」

[ 2023年3月28日 20:39 ]

真中満氏
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 元ヤクルト監督の真中満氏(52)が26日放送のNHKBS1「スポーツ酒場“語り亭”」(後8・00)に出演。今年のパ・リーグ順位予想を披露した。

 番組では「プロ野球開幕スペシャル」として真中氏の他に日本ハム、ダイエー(現ソフトバンク)などで活躍した野球解説者の武田一浩氏、元広島監督で野球解説者の達川光男氏、元メジャーリーガーで、ヤクルト、ソフトバンクなどでプレーした五十嵐亮太氏の4人が、それぞれ順位予想を披露。

 真中氏は1位オリックス、2位ソフトバンク、3位楽天、4位西武、5位ロッテ、6位日本ハムと予想。オリックスについてWBC日本代表としても活躍した宇田川投手の存在が大きいと主張。「(WBCでは)登板機会が少なかったんですけど、角度のあるストレートと2種類のフォークですよね。あの高さからしっかり落ちるフォークなんでバッターは相当苦しいと思うんですよ。三振の取れる投手ということで、この宇田川が終盤にいるというのは、山本や宮城といった先発陣がいる中で中継ぎ、抑えと非常に安定してますから、やっぱり強いと思いますよ」と説明した。

 打線ではレッドソックスに移籍した吉田正尚外野手の“穴”が指摘されると「僕は森が外野手として出ないことが大きいと思ってるんですよ。打線の軸である森が捕手として出るってことは、その分外野手で打てる打者を使えることになる。だから直結で吉田=森と考えずに、プラス外野手の打力も考えられるんで、そこそこカバーできると思うんですよ」と説明。“吉田の穴”は西武からオリックスに加入した森友哉一人で埋めるのではなく、チームとしてカバーすればいいという持論を展開。

 優勝争いはソフトバンクとの争いになると展望し「(ソフトバンクより)オリックスの投手力の方が一枚上かなと」とコメント。オリックスの3連覇を推した。

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