ソフトバンク近藤がチームに合流 WBCの激闘を振り返り、「本当に濃い1カ月だった」

[ 2023年3月28日 11:55 ]

大勢のファンに出迎えられて帰国した近藤(撮影・尾崎 有希)
Photo By スポニチ

 ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で日本代表の世界一に貢献したソフトバンクの近藤健介外野手(29)が28日、ペイペイドームでの全体練習でチームに合流した。激闘の疲れが抜けず「疲労感は凄いですね。朝起きる時に足が重いっすね」と苦笑いしつつ、「本当に濃い1カ月だった。これからの野球人生につながる大会になった」と充実した表情で話した。

 近藤はWBCで全7試合に先発出場。2番を打って打率・346をマークし、3番・大谷(エンゼルス)へのつなぎ役になった。日本ハム時代に同僚だった大谷と久しぶりに同じユニホームを着てプレーし、「投げる、打つ、全てにおいて規格外だなと。日本にいた時もそう思っていたけど、よりレベルアップしていた」と実感。自身の打撃が好調だった要因を「後ろに翔平がいて、やっぱり甘い球が来る。僕の実力以上のものを後ろの威圧感で出してもらったと思っている」と感謝しながら話した。大谷とは筋力トレーニングや打撃について意見交換を行ったといい、レギュラーシーズンでも役立てるつもりだ。

 間もなく、移籍1年目のシーズンが開幕する。31日のロッテとの開幕戦に向けて「優勝するためにここに来たと思っている。リーグ優勝、日本一、そこに一番貢献できるようにしたい」と気合を入れた。

続きを表示

2023年3月28日のニュース