【センバツ】沖縄尚学の背番号10・儀部の4回1失点好投も無念「蒼任せのチームにならないように」

[ 2023年3月28日 15:04 ]

第95回選抜高校野球大会3回戦   東海大菅生1―0沖縄尚学 ( 2023年3月28日    甲子園 )

<東海大菅生・沖縄尚学> 沖縄尚学先発・儀部(撮影・大森 寛明)
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 沖縄尚学は背番号10の儀部(ぎぶ)皓太朗投手(3年)が今大会初先発した。

 2試合連続でエースの東恩納蒼投手(3年)が一人で投げ抜いていた。儀部は昨秋の公式戦で1試合登板し、2回0/3、無失点の成績を残していた。前日の夜に比嘉公也監督から「投げる準備をしておけ」と伝えられた。先発は当日の朝に言われたという。「緊張しました」というマウンドだったが、粘り強い投球を披露。4回1死一、三塁で先制の中犠飛を打たれたが、4回1失点と役割は果たした。「みんなで守れたのは良かったんですけど、(犠飛の場面は)最後の決め球で甘く入って、外野に飛ばされて1点が入ったのは課題ですね」と振り返った。

 0―1でチームは敗れた。夏にリベンジの機会は残っている。「自分がもっと成長して、蒼(東恩納)任せのチームにならないようにやっていきたいと思います」と力強く決意した。

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2023年3月28日のニュース