西武・源田 開幕回避 WBCで右手小指骨折、渡辺GM「本人は“出たい”という話をしていたが…」

[ 2023年3月28日 12:38 ]

<西武練習>必勝祈願する源田(左)と平井 (現場代表)
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 西武・渡辺久信GM(57)が28日、ベルーナドームで報道陣に対応し、第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で右手小指を骨折した源田壮亮内野手(30)について、治療を最優先させる方針を示した。「まずはしっかりケガを治すことを最優先にすることに決まった。源ちゃん本人は“開幕から出たい”という話をしていたけど、1年は長いので。いろんなことを考えた中で無理することはないという話を球団の方からして、この形になった」と苦渋の決断となった。

 同内野手は3月10日のWBC1次ラウンド・韓国戦で二塁走者として、けん制を受けて二塁に帰塁する際に同カ所を負傷。同16日の準々決勝・イタリア戦から試合に復帰したが、患部にはテーピングを施したままだった。故障を抱えながらも、堅実な守備、打撃で日本の14年ぶり3度目の世界一に貢献した。

 負傷は完全に治癒しておらず、現状について同GMは「現状の状態についていは「まだ骨がくっついていない状態。それで無理しても、また怖いので」と説明した。」と説明。今月31日の開幕戦・オリックス戦(ベルーナドーム)には出場せず、リハビリ組ではランニングや捕球練習など可能な限りの練習は実施し、4月末から5月初旬の復帰を目指す。

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