真中氏＆五十嵐氏　古巣ヤクルトを1位予想　村上の更なる“進化”に期待「WBCで大谷から刺激を受けた」

WBCで優勝し、シャンパンファイト前にガッツポーズする村上（左）と大谷
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　元ヤクルト監督の真中満氏（52）と元メジャーリーガーで、ヤクルト、ソフトバンクなどでプレーした五十嵐亮太氏（43）が26日放送のNHKBS1「スポーツ酒場“語り亭”」（後8・00）に出演。今年のセ・リーグ順位予想で古巣ヤクルトを1位に推した。

　五十嵐氏は今年のセ・リーグ順位を1位ヤクルト、2位DeNA、3位阪神、4位巨人、5位中日、6位広島と予想。真中氏は1位ヤクルト、2位中日、3位巨人、4位阪神、5位DeNA、6位広島とした。

　五十嵐氏はヤクルト3連覇を推す理由として昨年の3冠王・村上宗隆内野手の存在が大きいと指摘。「今回のWBCで大谷選手からかなり刺激を受けたと思います。これまで3冠王で国内では敵なしって存在だったんですけど、大谷選手の態勢を崩しながらのホームランとかライナー性の当たりがホームランになるとか、ああいうパワーを目の当たりにすると今まで自分がやってきたものだけでは、物足りなさがあるんじゃないかなと気づいてると思うので。今年のWBCで彼が感じたことがシーズンに生かされる。よりスゴい彼のパフォーマンスが見られるのではないかなと思います」と期待を寄せた。

　これには元広島監督で野球解説者の達川光男氏も「（村上は）只者じゃないですよ。3冠王なんて簡単には取れないですよ。僕は15年かかってようやく51本のホームランですからね。彼はそれを一年で抜きましたから（笑）」と冗談交じりに称賛。真中氏もこれに乗っかり「達川さん、僕は16年で54本です」と答え、スタジオの笑いを誘った。

＜セ・リーグ順位予想＞
◆達川氏　1位広島、2位阪神、3位ヤクルト、4位巨人、5位DeNA、6位中日
◆真中氏　1位ヤクルト、2位中日、3位巨人、4位阪神、5位DeNA、6位広島
◆五十嵐氏　1位ヤクルト、2位DeNA、3位阪神、4位巨人、5位中日、6位広島
◆武田一浩氏　1位DeNA、2位ヤクルト、3位阪神、4位巨人、5位中日、6位広島