阪神ドラ6富田 侍斬りへ闘志 6日中継ぎ登板「どの選手と当たっても楽しみ」

[ 2023年3月3日 05:15 ]

キャッチボールを行う阪神・富田(撮影・大森 寛明)
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 阪神ドラフト6位・富田(三菱自動車岡崎)が、6日の侍ジャパンとの強化試合(京セラドーム大阪)に中継ぎ登板することが決定した。才木、西純とともに強打者ぞろいの侍打線と対峙(たいじ)する。

 「どの選手と当たっても楽しみ。今持っている自分の力以上のものは出ないので、出せるように頑張りたい」

 今春キャンプでは紅白戦、2軍練習試合、1軍練習試合、オープン戦と計4度の実戦で無失点と結果を残し続けてきた左腕。次なる相手は、日米で活躍するトップ選手が集った侍ジャパンとなった。「なかなか、経験できへんやんか、あんな経験」と抜てきした指揮官。経験重視のマウンドとはいえ、抑えれば開幕1軍入りへの格好のアピールとなる。

 スピン量の多い直球とカーブのコンビネーションを持ち味とし、いつでもストライクを取れる制球力を強みとする。指揮官から中継ぎとしての適性を見いだされ、キャンプ中盤から1軍に定着した。

 今は「プロの救援投手」へ進化の途上。社会人時代にもリリーフ経験はあるが、年間143試合を戦うプロとは勝手が違うため経験豊富な岩崎らに師事する構え。「メンタル面や気持ちの部分でどういった感じで待機しているかとか、いつ呼ばれてもいい状態で待っているための秘けつとか…そういうのを聞いてみたい」。チームの戦力となるべく、日進月歩の成長を期す。(石崎 祥平)

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2023年3月3日のニュース