びったびた！中日・小笠原が侍打線を5回1失点の力投　ダルからは「ナイスピッチ」お褒めの言葉

侍ジャパン壮行試合   日本代表―中日 （ 2023年3月3日    バンテリンD ）

壮行試合＜侍・中＞力投する先発の小笠原（撮影・椎名　航）
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　中日・小笠原が侍ジャパンとの壮行試合に先発。村上、山川ら擁する相手打線を5回3安打1失点に抑えた。

　立ち上がりから直球がうなりを上げた。先頭・山田を150キロで空振り三振に仕留めると、続く近藤も外角いっぱいの直球で見逃し三振。テレビ解説を務めた松坂大輔氏も「びったびた！」と左腕の球を絶賛した。

　4回に牧、村上の連打で無死一、三塁のピンチを招き岡本の三ゴロで失点したものの最少失点にとどめ、チャンスらしいチャンスを与えず侍打線相手に好投。自身2度目の開幕投手へ大きく前進した。

　小笠原は登板後「楽しかったです。やっぱあのユニを着た選手たちを相手に投げることは、この先あるかないか、そういう機会に投げさせてもらったことに感謝してますし、結果で恩返しできたかな」と納得顔。「今永さんに引っ張られて、パフォーマンスが出せた。万全でいいと思いますし、この先、怪我しないようにケアしたい」と相手先発・今永の存在にも感謝した。

　試合前には涌井の誘導でダルビッシュにあいさつ。登板後にも「ナイスピッチ」と声をかけてもらったそうで「松坂さんと、ダルビッシュさん、子どもの頃からずっと見ていて、同じグラウンドにいられたのが嬉しい」と目尻を下げた。