阪神先発ローテ“7番目の男”は誰だ!村上や秋山、B・ケラーらが教育リーグ中日3連戦でアピール狙う

[ 2023年3月3日 05:15 ]

先発“第7の男”を狙う阪神・村上(撮影・大森 寛明)
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 阪神の先発ローテ“7番目の男”をかけた3番勝負が幕を開ける。3日から行われる教育リーグ・中日3連戦(ナゴヤ)に先発候補たちが続々と登板し、アピールを狙う。

 同じ左腕同士で争っていた岩貞の中継ぎ再転向が濃厚となり、大竹の開幕先発ローテーション入りが当確。その結果、青柳、伊藤将、才木、西純、西勇を含めた6人の陣容が固まった形だが、開幕まで何が起こるか分からない。アクシデントなど有事が発生した際、逆転で枠に入り込める投手が必要だが、その候補も少なくない。そこも競争となる。

 3日に先発予定の村上は、今春の実戦で3試合計10イニング無失点と好調をキープ。「常に1番手にいないと空いたポジションには入れない。自分の評価を上げるためにも抑えたい」と意気込んだ。4日は桐敷が先発し、その2番手では復活を目指す秋山が今季2度目の実戦登板に臨む。14年目右腕は実績ではライバルたちを圧倒するだけに、上昇のきっかけをつかむ好投を期す。

 そして、結果が求められるのは5日の先発が濃厚となっている新助っ人B・ケラー。独自のスロー調整で岡田監督に苦言を呈されたこともあったが「ここから回数(イニング)を上げて徐々に(状態を)上げていきたい」と予定の4イニングでの巻き返しをもくろむ。

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2023年3月3日のニュース