侍・宇田川　打者8人相手に無失点「ピンチでも真っすぐで押せたのは自信になる」

＜侍JAPAN練習＞中日打線を相手に投げ込む宇田川（撮影・椎名　航）
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　宇田川は確かな手応えをつかんだ。合同練習でダルビッシュとともに中日打者に対して投球。2回想定で33球を投げ、打者8人に1安打、1四球、3奪三振で無失点だった。「真っすぐでどんどん（行けて）、ピンチでも真っすぐで押せたのは自信になる」。安打と四球で1死二、三塁を背負った2イニング目も最速154キロの球威ある直球で抑え込んだ。

　元来“人見知り”。宮崎合宿ではダルビッシュの計らいでいじられ役に躍り出て投手陣の輪の中心になった。ウオーミングアップで佐々木朗と宮城から「（先に投げる）ダルビッシュさんが終わったら帰ろう」と言われた中でマウンドで本領発揮。次は7日のオリックスとの強化試合（京セラドーム）で最後の実戦調整を予定し、本番に備える。