西武・外崎 侍にエールの2安打 重圧はねのけ「勝つところが見たい」

[ 2023年3月3日 05:11 ]

練習試合   西武3-1ソフトバンク ( 2023年3月2日    アイビー )

ソフトバンクとの練習試合で3回無死、中前打を放った西武・外崎(撮影・中村 達也)
Photo By スポニチ

 西武・外崎がソフトバンクとの練習試合でマルチ安打。前日のオリックス戦でも2安打を放っている男は「いい流れで順調に来ている」と声を弾ませた。

 3回はメジャーから日本球界に復帰した有原と対戦。フルカウントから中前に運び「シーズンでも戦うし、良いイメージはつくれた」と胸を張った。5回は武田から左前打。これで今春の対外試合は出場4試合で10打数6安打で打率・600だ。

 好調の要因は松井監督から助言を受けた右手の使い方だ。これまでは力を抜いた状態でバットを握っていたが「力を入れるタイミングにばらつきがあるとバットの出方もばらつく」と現在は7割で握ったままにしてスイング。軌道が安定するようになり「操縦性も良い感じに打てている」と手応えを語った。

 WBCの開幕も近い。自身は19年のプレミア12に出場して世界一に貢献。元侍は今回メンバー入りしている同僚の山川と源田について「凄いプレッシャーの中での試合になるけど勝つところが見たい。頑張ってほしい」とエールを送っていた。(福井 亮太)

 ≪「走魂」で逆転≫チームスローガンの「走魂(そうこん)」が逆転を呼んだ。0―1の4回2死。古賀が四球で出塁し、2球目のワンバウンド投球を見逃さず、二塁へ。続く川野の左前適時打で同点とした。その後2死一、三塁となり、一塁走者のペイトンがワンバウンド投球を見てスタート。二塁手前で止まり挟殺プレーを誘発する間に、三塁走者の川野が「隙があったので思い切っていった」と勝ち越しの生還を果たした。松井監督は「次の塁を狙いよく還ってきた。走塁の意識は変わってきている」とうなずいた。

続きを表示

2023年3月3日のニュース