中日・涌井が移籍後初登板で1回無失点「なんとか耐えた」同学年・ダルとの“つなぎ役”も

[ 2023年3月3日 21:57 ]

侍ジャパン壮行試合   日本代表―中日 ( 2023年3月3日    バンテリンD )

壮行試合<侍・中>中日・2番手の涌井(撮影・会津 智海)
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 中日・涌井が移籍後、実戦に初登板。6回に2番手でマウンドに上がり、1回を無失点に抑えた。

 ドラゴンズブルーのユニホームに身を包んだ涌井がバンテリンドームのマウンドへ上がると、割れんばかりの歓声が沸き起こった。横浜高の後輩でもある先頭・近藤に中前打を許したものの木下拓の強肩で代走・岡の二盗を阻止。続く牧も四球で歩かせたが、村上は二ゴロ、岡本は149キロ直球で空振り三振に仕留め、本塁を踏ませなかった。

 登板後には「なんとか耐えたかな。収穫はとりあえず投げられたこと。課題は特にないです」と振り返った。次回に向けて「プランとして3イニング投げる予定で、変化球を増やして、あとはセットポジションの制球だったり、そのへんを」と語った。

 涌井はダルビッシュと同じ1986年生まれの36歳。2009、2013年のWBC出場経験もある。試合前にはチームメートの小笠原をダルビッシュと引き合わせるなど“つなぎ役”もこなし「“(小笠原がダルビッシュと)同じ背番号だし行きたい”と言われたので、彼がウェートルームに来るので、連れて行きました」と明かし「柳は完全にファンとしてきました」とジョークも忘れなかった。

 ダルビッシュとの会話は「おととい軽く練習前に話して、特に話すことないんで(笑)」と話すにとどめ、仲の良さを改めて伺わせ「1日の日にツイッター通り、彼がグラブを持ってきたので、ミットをあげちゃったので、それを練習の時に使わせてもらいました。自分のグラブと違うので皆興味を示してました」と語った。

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2023年3月3日のニュース