侍・村上　大谷の前でやっと出た！　9打席目で待望の“初安打”同点呼び込む右前打　

侍ジャパン壮行試合   日本代表ー中日 （ 2023年3月3日    バンテリンD ）

壮行試合＜侍・中＞4回、村上は安打を放つ（撮影・椎名　航）
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　侍ジャパンの村上宗隆内野手（23）が侍9打席目で待望の初安打を放った。

　3日、バンテリンドームで行われた中日との壮行試合に「4番・三塁」で出場。ベンチでこの日チームに合流した大谷やヌートバーが見守る中、4回の第2打席で中日先発の小笠原の2球目を捉えて一、二塁間を破る右前打を放った。1死一、三塁から、続く5番・岡本の三ゴロの間に牧が同点のホームを踏んだ。

　村上は宮崎で行われたソフトバンクとの壮行試合では2試合７打席4打数無安打3四球だった。それでも「ヒットは出なかったですけど、ボールを選べたり、まず試合に出てピッチャーと対戦できて凄く満足しています」と前向きに語っていた。この日も2回の第1打席は遊ゴロに倒れ、壮行試合8打席5打数無安打となっていたが、日本の4番が復調のきっかけをつかむ一打を放った。