エンゼルス・大谷 服装もクール&爽やかの“二刀流” 昨年まで同じ系統も今年ニュースタイル

[ 2023年3月3日 05:00 ]

クールな着こなしの大谷(撮影・光山 貴大)
Photo By スポニチ

 おしゃれで流行に敏感なプロ野球選手を取り上げる企画「NPB MEN’S CLUB」。MLB特別版として登場するのがエンゼルスの大谷翔平投手(28)だ。WBCを控えたメジャー6年目の今キャンプは球場入りのファッションがファンから大いに注目を集めた。チームメートからの評判も上々だ。(取材・柳原 直之)

 WBCに出場するバッテリー組集合日の2月13日。大谷はアリゾナ州テンピのキャンプ施設に、オフに契約したニューバランスのグレーのスエット上下、同色ニット帽姿で登場した。「ジャスティン・ビーバーみたいだね」という声も飛んだ。

 昨年まで球場入りの私服は同じ配色、同じ系統を好んだが、今年は明らかに違う。15日はブランドアンバサダーの「ヒューゴボス(HUGO BOSS)」のベージュと黒のツートンカラーのブルゾンでクールに決め、18日はオフホワイトのブルゾンにBOSSの白いTシャツで爽やかさを前面に押し出した。

 キャッチボール相手の先発左腕サンドバルは「彼は私服に快適さを求めているのにとてもクールだ」と評価。外野手モニアクは「まず、間違いなくスタイルがいい」とした上で、「ニューバランスやBOSSでのコーディネートがいいね」と笑顔で語った。かつて、主砲トラウトに「翔平の私服は最悪。いつも同じ服を着てる」とからかわれたことも今は昔。大谷のファッションにも、ファンの熱い視線が注がれている。

 【ほのかCheck】≪自分に合った完璧コーデ≫いろいろなカットを拝見して、全体の印象を一言で表現するなら「おしゃれだな~」です。海外で生活されているので日本の情報は入らないかな?と思ったら、しっかりトレンドを押さえています。例えば、上下グレーのスエットは部屋着に見えがちなんですけど、同色のニット帽を合わせることでグッとスタイリッシュに。「スポーツミックス」と呼ばれるコーデですね。

 大谷さんは自分の体を完璧に理解していて、その上で遊びを入れている感じなんですよね。キャップを後ろかぶりにすることで、やんちゃな雰囲気を演出。アイテムの使い方がとても上手です。

 計算し尽くしながらも遊び心を持って、自分に合った完璧なコーデをつくりだしている感じ。野球に対する取り組み方に通じる部分があるのかも…なんて思っちゃいました。(CanCam専属モデル)

 ≪「もみあげ」消えた?≫2月22日のキャンプ施設入りの際に、大谷の「もみあげ」がなくなったとSNSで話題になった。髪を切りすぎたのか…。真相は長くなった髪を耳にかけているだけだった。その他にニューバランス製のパーカのひもが奇麗に蝶々結びになっていることがSNSで話題に。近年、流行するパーカの着こなしの一つだ。

 ≪今日練習に合流 栗山監督「心配ない」≫大谷は3日に名古屋入りして試合前の練習に合流する予定。吉井投手コーチは「明日(3日)は体慣らしだけだと思う」と説明した。アスレチックスとのオープン戦登板後の1日午後10時過ぎにチャーター機で羽田空港に到着。時差ボケの解消など体調面も考慮し栗山監督は「明日(3日)に関しては本当に合流する感じだけかなと思う。全く心配していない」と語った。

続きを表示

この記事のフォト

2023年3月3日のニュース