阪神・井上ヘッド「佐藤輝中心のチームではない。みんなで一致団結しないと勝てない」マルテ起用の経緯説明

[ 2022年10月13日 23:22 ]

セCSファイナルステージ第2戦   阪神3―5ヤクルト ( 2022年10月13日    神宮 )

セCSF<ヤ・神> 8回、佐藤輝は見逃し三振に倒れる(撮影・大森 寛明)
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 阪神・井上ヘッドコーチは、レギュラーシーズン全試合スタメン出場の佐藤輝を外し、マルテスタメンの経緯を語った。

 「短期決戦で何が起こるか分からない。調子が良いものを使っていくと言う事で。何がベストなのか試行錯誤しながら考えた時に輝を出すよりはマルテを出すという選択をした、それだけのことです」

 「5番・三塁」で出場したマルテは、無安打に終わったものの2打点の活躍を見せた。一方で、三塁の守備では5回無死から山田が放った三塁線の打球に飛びついたが左翼線二塁打とした。続く村上の三飛にはグラブからボールがこぼりそうになりながら捕球するなど不慣れなポジションに苦労。井上ヘッドは、マルテを出場させた場合、佐藤輝、原口のどちらかを下げることに言及し「それはポジションの関係があるでしょ。打力、走力、守備力、ポジションを考えた時にやたらめったにはめこんでいるわけではない」と語った。

 あす14日の佐藤輝のスタメン出場を保留とした。「佐藤輝に照準を合わせて聞きますけど、佐藤輝中心のチームではない。みんなで一致団結しないと勝てない。輝明を出さななかったから負けたんじゃないですかと思われても、こっちの判断の中でどうしたらいいかを考えての選択」とコメントを残した。
 

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2022年10月13日のニュース