西武　松井稼頭央新監督の就任会見は18日　4年ぶり覇権奪回へ船出

西武の来季新監督就任が決定した松井稼頭央氏
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　西武は13日、松井稼頭央ヘッドコーチ（46）が来季、監督に就任することが決定したと発表した。就任会見は18日に開催される。日米通算2705安打を放ち、02年にはトリプルスリーも達成した元遊撃のスーパースターの「第一声」に注目が集まる。

　松井新監督はPL学園からドラフト3位で西武に入団。スイッチヒッターとしてリーグ優勝した98年はMVPに輝き、盗塁王を3度、最多安打を2度受賞。04年からメッツ、ロッキーズ、アストロズでプレー。11～17年に楽天、18年に西武に復帰し同年限りで現役引退した。18年に現役生活を終えた後は2軍で3年間指揮を執り、今季から辻監督の下でヘッドコーチに就いた。

　18、19年にリーグ連覇したチームは今季、3位に滑り込んだがCSファーストSでソフトバンクに2連敗して敗退。奥村剛球団社長は「チームが目指す“常勝”と“育成”という点において、監督として最もふさわしい人材だと判断し、就任を要請いたしました。来季、松井監督のもとリーグ優勝、そして日本一を掴み取るべく戦ってまいります」と球団を通じてコメントした。