阪神 サヨナラなのか…突破率ついに0% ヤクルトに逆転負け「史上最大の下克上」風前のともしび

[ 2022年10月13日 22:34 ]

セCSファイナルステージ第2戦   阪神3-5ヤクルト ( 2022年10月13日    神宮 )

セCSファイナル<ヤ・神>3回、村上(左)に逆転となる2ランホームランを打たれる藤浪(撮影・椎名 航)
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 阪神が13日、CSファイナルステージ(S)第2戦で逆転負けを喫し、ヤクルトに連敗。ヤクルトのアドバンテージの1勝分も含めて、阪神はこれで“3敗目”となり、日本シリーズ進出へは崖っぷちに追いやられた。

 アドバンテージ制かつ、6試合制の現行システムがセパともに導入された08年以降(20年パ・リーグは除く)で、過去にファーストSを勝ち上がった球団が、初戦から連敗しながらも逆転でファイナルSを勝ち上がった例は一つもない。つまり、データ上は阪神のCS突破率は0%となってしまった。

 そもそも08年以降で、1位以外のチームがファイナルSを勝ち上がったのは、26チーム中5チームと狭き門だ。

 レギュラーシーズンでは68勝71敗4分けの勝率・489でリーグ3位に終わった阪神。過去、勝率5割未満で日本一に輝いたチームはなく、「史上最大の下克上」へ挑戦しているが、果たしてどうなるか。

【08年以降1位以外で日本シリーズに進出したチーム】
10パ ロッテ ■○●●○○○(ソフト)
14セ 阪 神 ■○○○○(巨人)
17セ DeNA  ■●○○○○(広島)
18パ ソフト ■○●○○○(西武)
19パ ソフト ■○○○○(西武)
※球団名のソフト=ソフトバンク。■=アドバンテージ分の1敗。()は対戦球団

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2022年10月13日のニュース