オリックス・杉本 決勝の特大2ランは「2安打打ってたので、もういいや」開き直りが奏功?

[ 2022年10月13日 21:51 ]

パCSファイナルステージ第2戦   オリックス4ー3ソフトバンク ( 2022年10月13日    京セラD )

第2戦で決勝2ランを放ったオリックス・杉本
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 オリックス・杉本裕太郎外野手(31)が決勝2ラン。チームを連勝に導き、アドバンテージを含む3勝として2年連続となる日本シリーズ進出に王手をかけた。

 前日の2安打2打点の活躍を上回る3安打3打点の大暴れ。2夜連続でお立ち台に上がったラオウは「2日連続お立ち台、めっちゃ気持ち良いです!」と第一声で絶叫した。

 1点を先制された直後の初回2死満塁で遊撃への適時内野安打で同点に追いつくと、3回には中前打、2-2の5回1死二塁では大関の初球を完璧に捉え、左翼席へ特大の勝ち越し2ランを放ち、これが決勝打となった。

 会心の一発は、8月11日の楽天戦以来の本塁打。昨季は32発で本塁打王に輝いたものの今年は15本塁打止まりだっただけに「シーズンではちょっと苦労したんですけど、今年イチバンの当たりだったと思います」と胸を張った。

 そして、初球を狙い澄ましての完璧なアーチに「2安打打ってたので、もういいやと思って打席に立ちました」と開き直ったことが奏功したと振り返り、スタンドを沸かせた。

 これで2試合で7打数5安打5打点。昨季のCSでMVPに輝いた“お祭り男”は「去年のCSもMVPいただいたので今年も取れるよう頑張ります!」と力強く宣言。

 その上で「あと1勝ですけど、足下を見つめ直して、また明日から全員で勝てるように頑張ります」と冷静さも失わず、2年連続となる日本シリーズ進出へさらなる活躍を誓った

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2022年10月13日のニュース