オリックス・山崎颯 球団日本人最速タイの159キロに「60出たかなと思った」「成長してる」

[ 2022年10月13日 22:21 ]

パCSファイナルステージ第2戦   オリックス4ー3ソフトバンク ( 2022年10月13日    京セラD )

パCSファイナル<オ・ソ>オリックス3番手の山崎颯(撮影・岡田 丈靖)
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 オリックス・山崎颯一郎投手(24)が2点リードの7回に3番手で登板。球団日本人最速となる159キロを記録するなど、3者凡退に封じ、流れを渡さなかった。

 山崎颯は先頭・甲斐の打席の4球目、外角高めにストレートを投じると、球速は159キロをマーク。山本由伸と並び、球団の日本人投手最速記録となった。「あまりスピードガンは見ないようにはしてるんですけど、皆が“おおおおお”って言い出したので60(160キロ)出たかなと思ったんですけど、59で。でもまぁ成長してるかなと思います」と爽やかな笑顔で振り返った。

 甲斐を中直に打ち取ると、三森、周東も内野ゴロに仕留め3人でピシャリ。「危ない打球もあったんですけど、守備の方たちがしっかり守ってくれたおかげだと思います」と野手陣に感謝した。

 昨季はロッテとのCSファイナルステージ第3戦で先発。今季も開幕はローテーションの一角だったが、救援に配置転換となりシーズン終盤はブルペンを支える欠かせない存在にまで成長した。この日も期待通りの投球で連勝に貢献し、チームは2年連続となる日本シリーズに王手。「気持ちは変えずにしっかり投げる場面があれば、いつも通りいきたいと思います」と第3戦へ気合いを入れた。

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