日本ハムの育成1位・福島 フェニックスLで先発3回1安打無失点5K「空振りも取れて良かった」

[ 2022年10月13日 10:31 ]

フェニックス・リーグ第3日   日本ハム3―5広島 ( 2022年10月12日    宮崎・天福 )

<広島・日本ハム>先発し、3回無失点と好投した日本ハム・福島
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 日本ハムの育成ドラフト1位・福島蓮投手(19)が、潜在能力の高さを示した。12日、フェニックス・リーグの広島戦で今季2度目の先発。プロ入り最長投球回&最多投球数となる3回50球を投げ、わずか1安打5奪三振と封じて「空振りもファウルも取れていたので良かった」と胸を張った。

 1メートル90の長身から投げ下ろす直球を武器に、初回を3者凡退と上々の立ち上がり。2回に1死から安打と四球で一、二塁のピンチを背負うも、木下、前川を連続の空振り三振に斬った。プロ入り初となった3回も3人で封じ「高校時代もずっと先発だったので楽しい」と余力を感じさせた。

 1月の入寮時は65キロだった体重は「食トレ」の効果で「7、8キロ増えた」という。恵まれた体格に筋肉が付き、高校時代144キロだった最速は1年間で6キロ増の150キロに到達。まだまだ伸びしろを感じさせる大型右腕は「来年も体をつくり、3年目くらいに」と、支配下契約へ猛アピールを誓った。(清藤 駿太)

 ○…「8番・左翼」で出場した郡が、2試合連続の適時打と気を吐いた。3回先頭で左前打で先制の口火を切ると4回2死一、三塁では左前適時打。8回にはマスクもかぶり、柿木を2回無失点と好リードした。捕手登録ながら今季は三塁、外野でも出場。投手以外全て守れるユーティリティーを目指すべく、今遠征にも捕手、内野、外野用のグラブを持参した。「(複数守れて)損はない。結果だけを求めていきたい」と意気込んだ。

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2022年10月13日のニュース