【高校野球】箕面学園が初の近畿大会 完封の右腕・金沢「変化球が良く、真っすぐも走っていた」

[ 2022年10月13日 06:00 ]

秋季高校野球大阪大会 3位決定戦   箕面学園2―0関西創価 ( 2022年10月12日    大阪シティ信用金庫スタジアム )

<箕面学園・関西創価>完封勝利を挙げ、近畿大会出場を決めた箕面学園・金沢(撮影・後藤 正志)
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 現在の大阪で最長となる就任37年目の田中祥雄監督率いる箕面学園が春秋通じて初の近畿大会出場を決めた。わずか1時間23分の投手戦で守り勝ち、悲願をかなえた。

 阪神・湯浅に憧れる右腕の金沢悠人(2年)が関西創価を寄せ付けず2安打完封。「今日は変化球が良くて、真っすぐもいつもより走っていた。先に点を取ってくれたのでありがたかった」。試合終了の瞬間はベンチからナインが指を突き上げて駆け出し、歓喜に包まれた。

 広島・床田の母校としても知られ、近畿大会で勝ち進めば初の聖地も見えてくる。指揮官は「近畿は強いチームばかり。そういうチームと試合をさせてもらえることが、彼らにとって財産になる」と無欲の快進撃を誓った。

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2022年10月13日のニュース