ダルビッシュ 6回途中3失点、勝ち投手の権利持ち降板、ソロ3発被弾も意地の粘投!地区シリーズ第2戦

[ 2022年10月13日 11:31 ]

地区シリーズ第2戦   パドレス―ドジャース ( 2022年10月12日    ロサンゼルス )

<ドジャース・パドレス>パドレス先発のダルビッシュ(AP)
Photo By AP

 大リーグは12日(日本時間13日)、各地で地区シリーズ(5回戦制)が行われ、パドレスのダルビッシュ有投手(36)は、敵地ドジャースタジアムでのドジャース戦に先発登板。本調子とはいえず、5回までに3本のソロ本塁打を浴びて3失点したが、粘りの投球を展開し、6回途中3失点で勝ち投手の権利持って降板した。

 チームは初戦で黒星を喫し、負けられない第2戦のマウンドに上がった。相手先発は、サイ・ヤング賞を3度受賞している通算197勝の左腕クレイトン・カーショー投手(34)。ド軍に在籍した17年のキャッチボール相手で、自宅のあるテキサス州ダラス出身の左腕の母校、ハイランドパーク高で自主トレも行う間柄の盟友との投げ合いとなった。

 1点の先制点をもらった初回は、2死からフリーマンに甘く入ったスライダーを捉えられて同点の中越え本塁打を被弾。2回無死からはマンシーに真ん中高めに抜けたカーブを右中間にソロ本塁打されて勝ち越し、打線が逆転した直後の3回1死からはTターナーに左越え同点ソロを浴びた。4回は1死一、二塁としたが無失点で切り抜け、5回は先頭のベッツに四球を出したものの、女房役のノラが好送球で盗塁を指してピンチの芽を摘み無失点。1点のリードをもらった直後の6回無死一、三塁の場面で降板し、代わった元阪神のスアレスがJターナーを空振り三振、ラックスを二塁ゴロ併殺打に仕留めてこの回を無失点に抑えた。

 前回登板の7日(同8日)のポストシーズン(PS)初戦、ナ・リーグのワイルドカードシリーズ(WCS=3回戦制)メッツ戦第1戦に先発し、7回6安打1失点と好投して勝利投手となった。右足親指付近を出血するアクシデントを乗り越え、PSでは17年10月17日以来、自身1816日ぶりの白星を挙げていた。

続きを表示

この記事のフォト

2022年10月13日のニュース