DeNA・三浦監督の続投決定「複数年」受諾 「横浜反撃の途中」最終戦後に南場オーナーと会談し決定

[ 2022年10月3日 22:17 ]

セ・リーグ   DeNA2―8ヤクルト ( 2022年10月3日    神宮 )

続投が決まり握手するDeNA南場オーナー(左)と三浦監督(代表撮影)
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 DeNAの南場智子オーナーと三浦大輔監督が3日、神宮での今季リーグ最終戦となったヤクルト戦後に都内のホテルに移動して会見を行い、同監督の来季続投が発表された。南場オーナーが明かした。複数年契約を打診された三浦監督が受諾した。

 三浦監督は会談を終え、「目標のリーグ制覇ができずに悔しさもある。やり残したことがあるので、この続きをさせてもらえることにありがたさを感じ、責任も感じる。まだ(チームスローガンの)横浜反撃の途中。グレードアップしていけるように頑張ります」と来季の“反撃”リーグ制覇、そしてその先の日本一を誓った。

 三浦監督は今季が2年契約最終年。就任初年度の昨季は最下位に沈んだが、今季は73勝68敗2分けで2位と躍進し、8日から本拠地・横浜スタジアムでスタートするクライマックスシリーズ・ファーストステージに進出を決めている。

 南場オーナーは、牧秀悟内野手(24)を2年目で4番打者として成長させ、投手陣を立て直してチーム防御率を昨季の4.15から今季は3.48と大幅に改善させ、最下位から巻き返した同監督の手腕を評価し続投を決定した。

 同オーナーは「クライマックスシリーズを本拠地にもってくるという最低限の仕事をしっかりとやってくれた。非常に苦しい時の乗り越え方が前向きで、将来に期待が持てる乗り越え方をしていた」と今季の戦いを振り返り、三浦監督、そしてチームの今後のさらなる成長に期待を寄せた。

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