ヤクルト内川 涙の左翼線適時二塁打!現役最後の第2打席 4回守備に就き交代…村上号泣、坂口も涙

[ 2022年10月3日 18:55 ]

セ・リーグ   ヤクルト―DeNA ( 2022年10月3日    神宮 )

<ヤ・D25>3回、同点の適時二塁打を放ち、塁上で涙ぐむ内川(撮影・久冨木 修)       
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 今季限りでNPBからの引退を表明しているヤクルト・内川聖一内野手(40)が3日、シーズン最終戦となるDeNA戦(神宮)に「5番・一塁」でスタメン出場。3回の第2打席で左翼線を破る適時二塁打を放ち、二塁ベース上で涙を見せた。初回の第1打席では本塁打性の大きな中飛だった。

 初回にも大きなあたりをセンターに飛ばし神宮のファンを沸かせた内川。3回の第2打席で左翼線を破る適時二塁打を放った。村上の3冠王を確実とする左前適時打の後に打席に立った内川は、相手先発左腕・坂本の144キロの低めストレートを完璧に捉え、打った瞬間大きくガッツポーズ。二塁ベース上に到達した時にはすでに目を真っ赤に染めていた。村上らがベンチから立って拍手を送る中、同じくこの試合がラストゲームの坂口も涙を流していた。

 4回表、坂口、内川がそれぞれ守備に就くと、帽子を取ってファンにあいさつ。その後に交代を告げられ、グラウンドで号泣する村上、塩見らと抱擁を交わし、涙を流しながらベンチへ引き揚げた。ベンチでは山崎、赤羽、嶋らも涙。その際にはDeNAベンチも総立ちで拍手を送っていた。

 28日のNPB選手引退会見で「野球に対して恩返しができるようにやっていきたい。野球が好き」と語った40歳が最後の試合で有終の美を飾った。

 ▼内川 打ったのはストレートです。今まで色々悩みながら打席に立っていましたが今日くらいは何も考えずに打席に立とうと思って打席に入りました。今日の2打席がヤクルトにきて一番良い当たりの打球が打てました。

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