プホルス 本拠地ブッシュスタジアムでの最後の公式戦で702号 大歓声にカーテンコールで応える

[ 2022年10月3日 08:55 ]

通算702号本塁打を放ち、生還するカージナルス・プホルス(AP)
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 カージナルスのアルバート・プホルス(42)が11日(日本時間12日)セントルイスでのパイレーツ戦に「3番・一塁」で先発出場。今季限りで引退を表明しているプホルスにとって本拠地ブッシュスタジアムでの最後の公式戦となった。

 初回、第1打席2死二、三塁のチャンスに先発ロアンジ・コントレラスの低目直球を打って左翼線への適時二塁打、3回の第2打席は高め直球を中越えにソロ本塁打で通算702号。4万6680人の地元ファンの大歓声にカーテンコールで応えている。プホルスは5回表2死、先発のアダム・ウェインライトが降板するときに、一緒にダグアウトに下がり、スタンドからスタンディングオベーションを送られている。

 試合前にはヤディエル・モリーナ捕手と並んで引退セレモニー。プホルスはスピーチの中で、4月から6月、打率・198、4本塁打の不成績に「引退しておけばよかったと思ったこともあった」と明かした。ただプホルスは信心深い人間で「神様が私にばつの悪い思いをさせるためにセントルイスに連れ戻したのではないというのは分かっていた」と信じ、オールスター後は打率・320、17本塁打、OPS1・093の偉大な成績につなげている。「神は最後にしっかり締めくくれとおっしゃっている。次はポストシーズン、セントルイスの皆さんのために優勝を勝ち取る」と宣言していた。

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