木下稜介が3年ぶり3勝目「口から心臓が出そうだった」高君宅、桂川有人との3人が全英切符獲得

男子ゴルフツアー　ミズノ・オープン最終日 （ 2024年5月26日    岡山県・JFE瀬戸内海GC＝7461ヤード、パー72 ）

全英出場権を手にした（右から）桂川有人、木下稜介、高君宅
Photo By スポニチ

　最終ラウンドが行われ、首位タイから出た木下稜介（32＝ハートランド）が3バーディー、2ボギーの71で回り、通算12アンダーで今季初優勝を手にした。上位3人に全英オープン出場権が与えられる今大会で、自身2度目の全英切符も手にした。

　21年のダンロップ・スリクソン福島オープン以来、3年ぶりとなるツアー通算3勝目。序盤に3打差をつけるも、中盤に一時は並ばれる接戦を制した。優勝インタビューでは「最終ホールのパットを沈めるまで優勝が分からない気持ちで、手も震えて、心臓が口から出そうだった。入った瞬間、ホッとした気持ちでいっぱいで。3年間優勝できていなかったので、非常にながかったです」と実感を込めた。

　2打差の通算10アンダーの2位に高君宅（コ・グンテク、24＝韓国）、通算9アンダーの3位には桂川有人（25＝国際スポーツ振興協会）、今平周吾（31＝ロピア）、堀川未来夢（31＝Wave　Energy）の3人が続いた。上位3人に与えられる全英出場権は規定により、3位タイの3人の中で世界ランク最上位の桂川が獲得。石川遼（32＝CASIO）は通算イーブンパーの38位だった。