アメフト関大 宿敵3連破を逃し、悔やむQB須田「勝てたな。もっとTD取れた」

[ 2024年5月26日 18:34 ]

学生アメフト交流戦   関大15ー17関学大 ( 2024年5月26日    MKタクシーフィールドエキスポ )

<関大・関学大>第4Q、パスをインターセプトされ、その場に座り込む関大QB須田 (撮影 堀田・J・和昭)
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 関大QB須田啓太(4年)が勝負に出た。FGで1点ビハインドとなった第4Q7分02秒、自陣29ヤードからのオフェンス。狙いすましたロングパスが相手白いジャージの胸に吸い込まれる。思わず、その場に座り込んだ司令塔。直後にTDを奪われた。

 「勝てたな…。もっとTD取れた」

 開口一番、エースは声を絞り出した。第4Q11分52秒にWR吉識立海(2年)へTDパスを通して2点差。2点コンバージョンのTFPで同点を狙うも、関学大ディフェンスの意地に阻まれた。

 春に続き、本番の秋季リーグでも「常勝」関学大に唯一の土をつけた昨シーズン。内容と同じくらい結果にこだわって臨んだ「関関戦」で敗れた悔しさは大きい。

 「関学は確かに強いけど、フィジカルとか、スピードで完全に自分たちの方が劣っているとは感じていない。弱いのは自分たちの問題」

 主将の顔で、須田はこう締めくくった。不退転の決意で臨むラストイヤー。背番号8はレベルアップを望んでいた。

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