大栄翔V争い残った!琴勝峰下し4敗キープ 大の里が敗れれば27年ぶり史上3度目の4人での優勝決定戦へ

[ 2024年5月26日 16:58 ]

大相撲夏場所千秋楽 ( 2024年5月26日    両国国技館 )

<大相撲夏場所千秋楽>琴勝峰(左)を攻める大栄翔(撮影・藤山 由理)
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 大相撲夏場所は26日、東京・両国国技館で千秋楽の取組が行われ、西前頭筆頭・大栄翔(30=追手風部屋)が西前頭8枚目・琴勝峰(24=佐渡ケ嶽部屋)に勝利。4敗を死守し、優勝の可能性を残した。

 先場所は6勝9敗で負け越し、7場所連続で守っていた三役から陥落した。優勝の可能性を残して千秋楽を迎えるのは、賜杯を手にした21年初場所を含めて計5度目。

 前日に激しい押し合いから高安を下して4敗を死守。負ければ終戦の一番となったこの日は、本割で西前頭8枚目の琴勝峰を引き落としで下し、優勝の可能性は11勝3敗で単独首位の大の里の取組を待つ展開となった。

 大の里が敗れると賜杯争いは4人による決定戦へ。4人によるトーナメントで優勝決定戦が行われるのは、1947年夏場所(○羽黒山、前田山、東富士、力道山)、1997年春場所(○貴乃花、曙、武蔵丸、魁皇)以来27年ぶり3度目。

 なお、最多だったのは1996年九州場所の5人(曙、武蔵丸、若乃花、貴ノ浪、魁皇)。その時は、1回戦を勝ち抜いた武蔵丸、貴ノ浪、くじ引きでシード権を獲った曙の3人による巴戦となり、武蔵丸が制した。

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