フィギュア団体戦、日本は4位発進 “りくりゅう”自己新74・45点!ペアSPで4位

[ 2022年2月4日 15:14 ]

北京五輪フィギュアスケート団体 ( 2022年2月4日    首都体育館 )

<北京五輪フィギュア団体戦>ペアSPで演技する三浦璃来(左)、木原龍一組=北京(共同)
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 北京五輪フィギュアスケートは4日、開会式に先立ち、団体がスタート。男子ショートプログラム(SP)、アイスダンスのリズムダンス(RD)を終えて4位の日本は、ペアSPに三浦璃来、木原龍一組(木下グループ)が出場。自己ベストの74・45点をマークし4位。3種目終えて4位につけた。 競技結果・1位との差は?

 「ハレルヤ」に乗って華やかな演技を披露。最初の3回転ツイストリフトはやや詰まった印象ながら、その後は演技をまとめた。大技スロージャンプは難度の高い3回転ルッツで着氷。コンビネーションスピンも同調が崩れかけたもののうまく立て直した。演技を終えると三浦はぴょんぴょんと跳ねてガッツポーズ。木原とハグで称え合った。

 日本の先陣を切った男子SPは宇野昌磨(トヨタ自動車)が自己ベストの105・46点をマークし2位発進。続くアイスダンスのRDは小松原美里、尊組(倉敷FSC)が66・54点で7位だった。

 ▼三浦璃来「練習でできていたことが今回試合でも出せたので、そこは本当にうれしいが、小さなステップシークエンスとかスピンとかで少しばらついてしまったので、次の試合では直していけるように頑張りたい」

 ▼木原龍一「(今季の成績で団体を楽しみにしている日本のファンが多い)やっぱり自分たちが頑張ることによって、日本にそういうチャンスが回ってくると思うので、みなさんに、団体にペアも出てきたから本当に応援したいと言ってもらえるように頑張りたい」

 ▽フィギュアスケート団体戦 五輪では14年ソチから実施。種目は男子、女子、ペア、アイスダンス(ID)で、ショートプログラム(IDはリズムダンス)、フリー(IDはフリーダンス)の順位点の合計で競う。順位点は1位10点、2位9点、3位8点…。6日に行われる女子SPも含めた種目ごとの順位点合計でショートの上位5カ国がフリーに進む。日本は14年ソチ五輪、18年平昌五輪でいずれも5位。

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