フィギュア団体戦、宇野昌磨が男子SP105・46点で2位発進 自己ベスト更新

[ 2022年2月4日 11:48 ]

北京五輪フィギュアスケート団体 ( 2022年2月4日    首都体育館 )

<北京五輪フィギュア団体戦>男子SP、演技をする宇野昌磨(撮影・小海途 良幹)
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 北京五輪フィギュアスケートは4日、開会式に先立ち、団体がスタート。初の表彰台を狙う日本はトップバッターで男子ショートプログラム(SP)に宇野昌磨(24=トヨタ自動車)が出場し、自己記録を更新する105・46点をマークし2位につけた。米国のネーサン・チェンが111・71点で1位、ROCのコンドラチュクが95・81点で3位。

 宇野は「オーボエ協奏曲」に乗って演技を披露。冒頭の4回転フリップ、続く4回転―3回転の連続トーループも着氷。後半のトリプルアクセル(3回転半)も鮮やかに着氷した。演技終了後は、はにかみながらガッツポーズした。

 ▼宇野昌磨「最後まで構成通り成し遂げられたのはたぶん数年ぶり。高ぶり過ぎず、不安になり過ぎず、本当に平常心のまま、最後まで滑りきることができた。一番最初で、迷惑をかけたくはないなっていう思いもあったが、本当にダメだったら真剣に謝ろうと思っていたので、無事できてよかった」

 ▽フィギュアスケート団体戦 五輪では14年ソチから実施。種目は男子、女子、ペア、アイスダンス(ID)で、ショートプログラム(IDはリズムダンス)、フリー(IDはフリーダンス)の順位点の合計で競う。順位点は1位10点、2位9点、3位8点…。6日に行われる女子SPも含めた種目ごとの順位点合計でショートの上位5カ国がフリーに進む。日本は14年ソチ五輪、18年平昌五輪でいずれも5位。

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