日本選手団・伊東団長会見 隔離のスキー代表、陰性確認で選手村戻る

[ 2022年2月4日 05:30 ]

メインメディアセンターで記者会見する日本選手団の伊東秀仁団長(右)と原田雅彦総監督
Photo By 共同

 日本選手団の伊東秀仁団長(60)が3日、北京市内で会見を開き、新型コロナウイルス検査で陽性になり隔離されていたスキー選手が選手村に戻ったことを明かした。24時間の間隔をあけた2度の検査でともに陰性が確認され「本日2度の陰性が確認されて選手村に戻りました」と説明。今後は濃厚接触者と同じ扱いとなり、ルール順守の上で練習、試合出場も可能だ。個人情報保護のため、名前は公表していない。

 伊東団長はスピードスケートのデビット・コーチが陽性となったことにも言及。「個別のツイートに関してはお答えできません」としつつ「それぞれの距離の担当コーチがいるので対応している」と強調した。

 《メダルは平昌超え目標》伊東団長はメダル目標について「前回の平昌を超えたい」と話し、金4個を含む史上最多13個を獲得した前回を上回る成績を目指す意向を示した。北京中心部、北京北部延慶、河北省張家口の3カ所に分かれた選手村に滞在。98年長野五輪のジャンプ団体金メダリスト、原田雅彦総監督は「現役の頃以来、久々に選手村に入村した。これぞ五輪だなという雰囲気を感じている」と開幕を心待ちにしている様子だった。

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2022年2月4日のニュース