IOCバッハ会長、北京開会式で10分スピーチ、選手へ「みなさんの瞬間が訪れた」昨夏東京は13分

[ 2022年2月4日 22:53 ]

スピーチを行うIOCのトーマス・バッハ会長(AP)
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 “鳥の巣”の愛称を持つ国家体育場で開会式が行われ、国際オリンピック委員会(IOC)のトーマス・バッハ会長がスピーチを行った。

 開催国・中国への感謝などを述べ、参加するアスリートに向けて「ついに、みなさんの瞬間が訪れた」。習近平国家主席に開会宣言を譲るまで、約10分間に渡って話し続けた。

 昨夏の東京五輪の開会式ではバッハ会長は約13分に及ぶスピーチを披露。大会組織委員会の橋本聖子会長と合わせたスピーチ時間は、組織委提供の事前資料では2人で9分だったが、実際には約20分を要した。

 バッハ会長は東京五輪開会式10日前の21年7月13日、組織委を訪問した際、日本国民への安全を訴えるところで「チャイニーズピープル」と中国人と間違え、すぐに「ジャパニーズピープル」と言い直す場面も。また、米ワシントンポストでは“ぼったくり男爵”と揶揄された。

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2022年2月4日のニュース