キム・ヨナさん 北京五輪は韓国国内で“後輩”応援へ 韓国紙が報道「解説者としてのオファー全て断った」

[ 2022年2月4日 16:50 ]

2018年平昌冬季五輪で聖火最終ランナーを務めたキム・ヨナさん(AP)
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 韓国紙の東亜日報(電子版)は4日、フィギュアスケート女子で10年バンクーバー五輪金メダル、14年ソチ五輪銀メダルのキム・ヨナさん(31)が「北京五輪での解説者としての出演オファーを断り、韓国国内に残って“後輩”を応援することを選択した」と報じた。

 同紙はキム・ヨナさんのマネジメント会社の関係者が「18年平昌五輪と同様、解説者のオファーがあったが、全て断った。彼女自身、解説者になるつもりはないと言っていた」というコメントを紹介。さらに「北京五輪にも観戦に行かないと決めた。彼女は国内で後輩を応援するつもりだ」といい、コロナ禍による影響を考え国内に残る選択したという。

 韓国国内で“国民の妹”の異名を持つキム・ヨナさんは、10年のバンクーバー五輪で金メダルを獲得。14年ソチ五輪でも銀メダルを獲得し、現役を引退。母国開催となった前回の平昌五輪では開会式の聖火最終ランナーを務め、日本でも話題に。開会式後には現場に滞在し、フィギュアスケートだけでなくボブスレー、スケルトン競技場などを直接訪問して声援を送っていた。

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