北京五輪が開幕 5日登場の高梨「感謝の気持ちを伝えられるような結果を」高木美「応援を推進力に変えて」

[ 2022年2月4日 21:00 ]

高梨沙羅(左)、高木美帆
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 北京五輪は4日午後8時(日本時間午後9時)に北京市の北京国家体育場(通称・鳥の巣)で開会式がスタートした。大会には91の国・地域が参加。雪と氷のスポーツの祭典は20日までの17日間、熱戦が繰り広げられる。

 すでにアイスホッケーやフィギュアスケートなどで競技はスタートしているが、5日にはメダルが期待される日本選手が登場する。

 ノルディックスキー・ジャンプ女子のノーマルヒルでは、高梨沙羅(25=クラレ)が悲願の金メダルを目指す。「いろいろなことが起こった4年間でしたが、厳しい状況の中でも支え続けてくださったスポンサーさま、チームの皆さま、家族、そして応援し続けてくださっている皆さまに感謝の気持ちでいっぱいです。私にとって3度目のオリンピックとなりますが、この4年間で積み上げてきたことを出しきり、感謝の気持ちを伝えられるような結果で終われるように頑張りたいです。平昌オリンピックから4年間、自身のジャンプを見直すべくゼロから仕切り直し、さまざまなトレーニングを重ねてきました。北京オリンピックではその成長の姿をお見せできるように、本番まで心身ともに準備していきます」と日本オリンピック委員会(JOC)を通じてコメントを発表した。

 さらに日本選手団の主将を務め、5種目に出場するスピードスケートの高木美帆(27=日体大職)は5日は女子3000メートルに登場する。「この舞台に立てる喜びを胸に、また皆さまの応援を推進力に変えて、前へ前へ進んでいけるよう頑張ります。応援よろしくお願いします」とコメントした。

 北京では2008年に夏季五輪を開催。同一年で夏と冬の五輪が開催されるのは初めてとなる。

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