高木美帆3冠!5種目で五輪 姉・菜那の熱い滑りから刺激「響くものあった」

[ 2022年1月1日 05:30 ]

スピードスケート北京五輪日本代表選考会最終日 ( 2021年12月31日    長野市エムウェーブ )

観客に手を振る(左から)2位・高木菜、優勝・高木美、3位・小平(撮影・光山 貴大)
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 高木美帆(27=日体大職)は姉・菜那(29=日本電産サンキョー)の魂のこもった女子1500メートルの滑りに刺激を受けていた。「姉妹ネタは恥ずかしい」と照れながらも「熱いレースを見て心に響くものがあった。いつもはどうでもいいが、今回に限っては姉が最後の1枠をつかみ取ってうれしかった」と歓喜。自身は菜那に1秒65差をつけて、500、3000メートルに続く3冠。五輪本番では500、1000、1500、3000、団体追い抜きに出場する。5種目出場は88年カルガリー五輪、92年アルベールビル五輪で当時の女子全種目(500、1000、1500、3000、5000メートル)を滑った橋本聖子に並ぶ快挙だ。

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