渋野＆古江　今年から米ツアー本格参戦、新シーズン20日開幕　第2戦以降に“デビュー”

渋野日向子
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　女子ゴルフの渋野日向子（23＝サントリー）と古江彩佳（21＝富士通）が今年から米ツアーに本格参戦する。昨年12月の最終予選会で古江は7位、渋野は20位に入り出場資格を獲得した。

　渋野は19年のAIG全英女子オープンで優勝した際に米ツアーメンバーになる権利を得ながら見送った。遠回りしたが、その間スイング改造にも取り組み進化を遂げた。「自分が変われる時間もあった。収穫しかない」と前向きに捉え「メジャーだけではなく、出る試合は勝ちにいきたい」と決意を示した。

　古江は20～21年国内ツアーで6勝し、年間最優秀選手賞と新人賞の2冠に輝いた。飛躍の21年を振り返り「85～90点あげてもいい。日本の年間タイトルも獲れたので自分を褒めたい」と胸を張る。米ツアー参戦に向けては「ベストを尽くせれば。優勝はまだ頭にない」と控えめに語った。

　米ツアーの新シーズンは20日に開幕するが、2人は新人セミナー参加後、第2戦ゲインブリッジLPGA以降にツアーメンバーとして“デビュー”する。